障害者施設と連携した食物アレルギー対応モデル店舗構築事業

昨日は、午後からilsole辻シェフと取り組んでいる障害者施設と連携した食物アレルギー対応モデル店舗構築事業の関係で、東京子育て応援事業の説明会でブース展示。

子ども食堂や非常食関連の団体とのつながりも生まれ、有意義な時間だった。

ブースにやってくる多くの方が「アレルギー対応の難しさ」を口にするが、そればかりをやってきた僕らにとっては、それほどでもない。

コミュニケーションをとらず、想いだけで対応している人ばかり。あと少しの会話さえあれば、もっと安全にできるし、もっと安心されられるし、もっと美味しいものを提供できると思うのだが、進め方のガイドラインになる人が身近にいないのだろうな。

もったいない感じがする。

また「食物アレルギー」×「障害者」ということに対する難しさも、先入観だけで判断している模様。施設に行き、見て、触れ合えば分かるが、いわゆる「普通の人」と比べても、彼らの能力やまっすぐさは普通の人以上であることが多々ある。

娘の食物アレルギーをきっかけに活動をはじめて、今年で5年。

始めた当初は3年やってみて判断しようと思っていたが、もう5年になってしまう。長く続けることは、一切考えていない。

早く活動を終わらせるべきこと、いつもそう考えているが、やればやるほど新しい発見があるし、課題解決の複雑さが目の前に立ちはだかる。

食物アレルギーに特化していても、今目の前にある食物アレルギーの課題解決はできないのではないかと強く感じる今日この頃。

今村